3月3日は耳の日

 

みなさんこんにちは!

本日は耳の日ということで、耳に関して少し触れていこうと思います。

耳の日は耳や聴力について多くの人の関心を集め、難聴と言語障害をもつ人々の悩みを少しでも解決することを目的として日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の提案により制定されたものです。

 

最近気になった話題ですが「イヤホン難聴」、「ヘッドホン難聴」という言葉を聞いたことがありますか?

イヤホンやヘッドホンを使用して大音量で聴くということが難聴へ繋がるのではないかと、深刻な問題となってきております。

 

 

 

 

 







普段私たちが音を感じるためには、内耳の中の有毛細胞の「聴毛」が音の振動を捉えて電気信号に変えて脳に伝達しています。

「聴毛」はとても繊細で大きな音(突発音)に長時間さらされることで傷ついたりすることがあります。

一度傷つくと聴毛や有毛細胞が再生することはありませんので失われた聴力を回復させることはほぼ不可能で、大音量で音楽を聴き続けると想像しているよりも深刻な状況になってしまい兼ねません。

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドホンやイヤホンによって将来の難聴のリスクから耳を守るためにも大音量にさらされる機会を減らすことがとても大切です。

ヘッドホンやイヤホンをしたまま会話が聞き取れるくらいの音量が65dB程度で、ヘッドホンやイヤホン、スマートフォンの最大出力がおよそ100dB~120dBくらいになりますので6割以下の音量で聴くことが目安になります。

 

※和光メガネでは、少しでも耳に異常を感じたらすぐに耳鼻咽喉科を受診することをお勧めしております。